湯道具

湯道には湯道具が必要です。全ての湯道具が伝統に裏付けされた確かな品質と機能美を兼ね備え、湯道の美しい所作をより深みのあるものにします。

  • 手ぬぐい

    綾の手紬染色工房×おぼろタオル株式会社

    天然藍染め、貝紫染め、小石丸、着物などの製品、作品作りをする現代の名工秋山眞和が率いる職人集団の天然灰汁発酵建てという伝統の技(藍染)とおぼろタオル(株)のおぼろガーゼタオルを使用し藍染の特徴である、薬用・防虫・消臭・保湿・生地を強くするといった作用を付加させた最高級の手ぬぐいとなっています。

  • 桶・椅子・長椅

    日南家具工芸社×飫肥杉

    「CNC加工」「3次元加工」等の特殊木材加工を手掛ける
    1985年より宮崎県日南市に本社をかまえる日南家具工芸社。
    日本一の生産を誇る宮崎県産の飫肥杉を使用し、日南家具工芸社の技術と飫肥杉とを合わせ最高級の桶・ベンチ・ローテーブルに仕上がっており、湯道具としての高いパフォーマンスを引き出します。

  • 籐籠

    橋之口籐工芸工房

    1937年、宮崎県小林市に設立。
    1997年 「現代の名工受賞」・2007年「黄綬褒章受賞」。
    九州では唯一の籐工芸品製作を行う工房であり、今回はおゆのみやのために籐のもつしなやかさと強靭さを生かしながら、また、手の確かさとぬくもりのかよった本格的な籐工芸品作りの技術を用いた衣服を置いておく最高級の籠を製作して頂きました。

  • お水

    (株)理健ミネラル研究所

    (株)理健ミネラル研究所は、2004年にこの雄大な地(宮崎県えびの市)に清涼飲料水製造工場を設立。
    この大自然にて永い年月をかけて育まれた良質で美味しい地下水を採取し、更に「品質・安全・機能性」にこだわり続けた飲料水を製造し続けています。
    おゆのみやに相応しい高品質のスーパーシリカ天然水を使用しています。

  • かき氷の器・湯のみ・水差し・急須

    向山窯櫻越工房 増渕篤宥

    1992~2005年まで、瀬戸 赤津焼窯元霞仙陶苑/笠間 笠間焼窯元向山窯/宮崎県 綾 照葉窯にて経験を積み、2005年宮崎県北諸県郡高崎町にて独立。
    2010年に宮崎県小林市東方に工房を移転。
    淡萌黄の氷碗など、道具である以上持ちやすさ、注ぎやすさ、口あたりなど、機能させる部分について気を配るのは当然の事、淡いベージュの胎土に鋭い刃物で線刻を施し、素地の風合いを損なわないようごく薄い釉薬で仕上げております。
    時を経るごとに出てくる艶が特徴の職人の技術が詰まった逸品となっております。

  • かき氷スプーン

    木と漆の工房みやくに

    2005年工房開業。
    2010年横浜高島屋、2011年に日本橋三越でグループ展参加。
    宮崎・鹿児島、静岡のお店でも取り扱いがあり、工房のスプーン・フォークは全て手彫りで製作されており、使用する漆も自ら製作したものを使用しています。
    今回は、人気のレンゲスプーンをかき氷用に特別仕様にして頂いた逸品となっております。

  • かき氷を乗せるトレイ

    株式会社サンセラ

    宮崎県都城市に社を構え、飫肥杉を中心に学校パーテーション・内装・木製ドア建具・特注家具・木材加工品ノベルティ商品など全般を製作している。
    今回のお盆は、宮崎の温暖な気候で育ったもともと造船にも用いられたほどの吸水性の低さと、軽量かつ高い強度高など、水に強い材質を併せ持っている“飫肥杉(おびすぎ)”を使用した逸品。
    また、宮崎県知事が韓国へのお土産品として持って行かれた品でもあります。

  • 文鎮

    宮崎の天照石

    天孫降臨の地として荘厳な風景で広く知られている高千穂山系でのみ採取できる特別な石。二酸化珪素(sio2)の含有量が極めて多く、100%のものを石英と呼び水晶はこれが結晶化したもの。今回は、天昭石をそのまま文鎮として使用し、書にしたためる際のアクセントに使用しています。

  • 湯懐石

    パインテラス

    湯懐石は、「マンゴーゼリー」。宮崎県産のマンゴーピューレをゼリーにした、やわらかい冷たさで、湯上りには最適の一品です。湯道作法の八、「風酔い」にてご提供いたします。※新型コロナ感染防止のため、内容に変更になる可能性があります。